はじめに
4月1日より「訪問看護ステーション こころの樹」の管理者として働いています。3月末からは本当に忙しい日々が続いてしまい、ホームページに手をつけるという考えが湧かないような時間を過ごしていました。今回は、現在の仕事の状況や、改めて雇われの職員になって感じていることなどを簡単に書いていってみようと思います。興味や関心のある方にみていただけると幸いです。
目次
今の仕事などの様子
廃業届を提出しました
個人事業主を廃業する場合は、個人事業主を辞める(辞めた)日から1ヶ月以内に必要書類を提出します。
僕の場合は、起業する際に「開業届」「青色申告承認届」を提出していました。ちなみに「青色申告」とは、すごく簡単にいうと、今まで個人的に「白色申告書」を使ってやっていた確定申告を、事業主として「青色申告書」ってやつで確定申告をして税金の控除を多く受けようねって感じのものです。副業をやっている方で、この様式で確定申告をして税金の補助を多く受けている方もいるかもしれませんね。
話を戻しますが、4月1日を過ぎてすぐに「廃業届」と「所得税の青色申告の取りやめ届出書」を税務署に提出しました。パソコンで作成して、枠内に文章が入りきらないというか、少し切れているような状況でしたが、「廃業と青色申告の取りやめですね。内容も…なんとかわかるから大丈夫ですよ。受理しときますね。」とものすごくあっさりと提出完了。自分の気持ちとは裏腹に、いとも簡単に廃業の手続きが終わりました。この一年ってこんな感じで終わったんだなと、しばらくしてから感じてきて寂しい気持ちになりました。
管理者として久々の勤務と外部の仕事
これまでフリーランスで行ってきた仕事を継続してもいいとはいえ、基本的には事業所の仕事を行います。訪問も行いますし、管理の仕事も思い出しながら行います。また、今年度は介護報酬の改定があったことから、事業所の加算の管理や必要書類について、社長と相談しながら対応していっています。しかし、久しぶりの管理でこの数年がスッポリと抜けているため、自分の仕事に昔ほどのキレがないのをすごく感じています。老いもあるのかな…。しかし、私を頼ってくださる看護スタッフの皆んなや、地域のケアマネさん達から元気をもらうことができています。いつになっても、頼られるってありがたいことだなとつくづく感じています。
4月は出張講義も多く、萩看護学校の「生理学 12時間」、平生看護専門学校の「災害看護 10.5時間」、新規事業所の「フィジカルアセスメント研修 2日間」などを行いました。教育に関わらせていただけることは、回り回って地域貢献にもつながることだと思うので、本当に感謝しながら一生懸命行わせていただいています。次月から始まる「在宅看護学」に関する講義資料の作成に追われつつ、別件の講義動画に使用する講義資料の作成など、自分にかなりの負荷がかかっているのは事実ですが、それをも楽しんで行えるように頑張ろうと思います。
しかし、やっぱり訪問看護は楽しいな…。








山口県訪問看護ステーション協議会の会長に就任しました
2024年4月20日に行われた、山口県訪問看護ステーション協議会の総会において、私が会長に推薦され承認を受けました。以前、訪問看護ステーションの管理者をしていた時に、協議会の副会長を約7年務めたことも推薦への後押しになっていたのかと思います。役割が増えると、あっという間にいろんな依頼や相談が舞い込んできます。分からないことも多いのが現状ですが、誠実な対応を重ねていきながら、協議会を盛り上げていけるような人材になれたらと思うこの頃です。この大役に見合うような人に成長できるよう精進してまいります。私に関わる全ての皆様、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
フリーランスを経て、正社員として就職してみて思うこと
収入が安定するという安心感が間違いなくある
フリーランスの間は、仕事がキャンセルになるとその時間は無給の時間でした。キャンセルがあったからといって、もともと出勤の予定だったからその分の給料は補填しますよ、なんて甘いことは一切ありません。病気で勤務ができなかったら、その期間は全くの無給。また、看護師はその場に行って看護や看護の知識を提供しない限りは収入が得られないような職業なので(看護師としてライターやエンジニアをされている方は違うかもしれませんが…)、病院やクリニック、ステーションで働く看護師となんら変わらない仕事をしているけど、アルバイト扱いで時給が少ない(交渉次第でしょうが、なかなかね…)ということも感じてはいました。
正職員になると、利用者さんが急に訪問キャンセルになったという時に、移動を含めて二時間くらいやることがなくなってしまったみたいなことがあっても、その時間にも給料が加算されています。また、ちょっと今日はやる気がしないと適当な感じで仕事をしてしまっても給料は変わらない。フリーランスを経験して以降、この有り難さを本当に感じます。もちろん、適当に仕事をしようなんて考えることはありませんが…。収入に関する安心感は本当に大きいな、と思います。
雇用保険のありがたさを感じる
フリーランスの一年間、一生懸命働きましたが、ほとんどが所得税と国民健康保険料で消えていきました。一応、経費で落とせるものは経費でと確定申告も行いましたが、純粋な年収としては本当に寂しいものだったと思います。正職員になると、社会保険料の半額は会社持ちだったり、様々な面で優遇されていたのだと改めて守られていることを感じます。
仕事の時間感覚は曖昧に
正職員になって、昔の感覚が戻ってきたなと感じた時は、時間外を平気で行ったり、夜に一人事業所に残って書類の整理をしたりしている時です。この感じ懐かしいって…。フリーランスの時はミッションが決まっていたので、たとえばその日の仕事が15時までだったとしたら、その後はそれ以上に仕事をすることはほぼありませんでした。しかし、正社員になると、その日のミッション(訪問看護でいうと訪問の予定)が時間内に終わろうが終わるまいが、他にもやらないといけないことが沢山あって、じゃあ今日はどこまでやるって決めないとずるずる仕事をし続けてしまう。仕事に終わりがない…(ように感じてるだけなのかな)。
フリーランスの時に思っていた「時は金なり」の感覚がすごく曖昧になっていくのをとても感じているこの頃ではあります。
業務外のことへの制限はないはずがない
私の契約の際の約束で、フリーランスでやってきたことを継続できるという条件があります。事実、講義などの依頼は全く躊躇することなく、出張として講師活動などを行わせてもらっています。昔に私が正社員で感じていた、逐一上司にお伺いをたてたり、会社の都合で依頼を断らざるを得ないなんてジレンマは、ほとんど感じることはありません。ただ、本業は絶対におろそかにはできないので、すごく惜しまれながらも断ざるを得ないものや、スケジュールを変更させてもらうものもあります。管理者という立場もそうさせているかもしれませんが、多分管理者じゃなくても正社員になった時点でそうしてるんだろうなと思います。
さいごに
もっと色々と思うことはあるのですが、フリーランスがいいか、正社員がいいかはその日その時の捉え方次第だと思いますし、その時の自分の環境でより良い仕事ができれば、個人的にはどっちだって満足できるのだと思います。以前は「仕事」についてこんなに考えることはありませんでしたし、個人事業主の経験を経たことで俯瞰して物事を捉えられるようになった気がします。フリーランスを一度経験して良かったというのは本当に思いますし、やらないと後悔していたと思います。家族には感謝しかありません。
プライベートでは、長男の引っ越しが終わったり、娘の部屋を作ったり、会社の歓迎会をしてもらったり、前の職場の気の知れた仲間やその家族とピザパーティー&BBQを行ったりと、本当に楽しい毎日を送っていますが体重も順調に増えていっています。今後は、ステーションの管理者や協議会の会長として思う一言など、ホームページとリンクさせつつ語っていけたらなと思っています。またしばらく、診療報酬改定ごとや講義資料の作成に没頭する毎日に戻ると思いますが、少しずつでもこのブログも続けていきたいと思っていますので、ご興味のある方は引き続きよろしくお願いいたします。
あと、これまでのブログで総合支援学校の医療的ケア児の仕事や看護学校の非常勤講師として働きたい方について呼びかけていましたが、一先ずどうにかなったように思いますので、文章でのご案内は終了いたします。しかし、この最近、2名ほど病院への就職やフリーランス的な活動へのサポートをさせていただきました。もし、山口県で看護師としての働き方に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、気軽にお声がけくださると幸いです。






この記事へのコメントはありません。