2023年4月にフリーランスで起業してから半年が経過します。起業直後に商工会議所に行った際、「半年間の実績ができたらまた来てください」と言われました。一先ずそこに辿り着いたということになります。自分では頑張ったと思う反面、家族からしたら好き勝手やってどうするつもりなんだと思われている感じもあり、半年を経過したことを素直に喜べない感じもします。
今回は、企業から半年経ってどんな気持ちでいるのかということや、今の仕事の状況、今後への思いなど、複雑な感情に揺れる中年のおじさん看護師の哀愁みたいなものが滲み出てきそうな記録になりそうです。看護師のフリーランスに興味のある方や、看護の仕事について何かしらの思いがある方に何かを感じてもらえたらいいな、と思いながら記事を書いていこうと思います。
今の仕事の状況と家族と自分の思い
今の仕事の様子について
まずは、とある1週間の仕事の様子を表にしてみます。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
| AM | 休み | 看護学校 実習支援 | 看護学校 実習支援 | 訪問看護 | 総合支援学校 | 病院受診 | 病院外来 当直あけ |
| PM | 休み | 看護学校 実習支援 | 看護学校 実習支援 | 訪問看護 | 看護学校 講師 | 病院外来 当直入り | 休み |
こんな感じで、1週間いろんな役割で実践を行っています。日々変わる職場や役割には慣れてきましたが、自分が何をやっているのか分からなくなることもしばしばあります。先日は、訪問看護ステーションで起業した友人から仕事の勧誘を受けたりとありがたいことも多くあり、自分自身は楽しんでいますが、前にも記事にした通り収入は安定しませんね。
どの現場に行っても、「安心する」「もっと多く仕事に来てほしい」など、必要とされているような言葉をかけてくださるので、やりがいはとても感じていますが、こんな声かけをいただけるのも常勤ではないゲストだからこそかもしれませんね。
今の仕事では、支援学校は担当児童の成長を見守りながら健康について考えることが多くあります。看護学校の仕事では学生から刺激をもらうことが多くあります。訪問看護は自分の看護師としての立ち振る舞いを正せてくれる貴重な時間になります。救急外来の当直は忙しいけど看護師として楽しい時間です。(本当は忙しくない方がいいことなのだとは思いますが)。自分は、看護師として現場に出続けたいと思っているのかもしれません。そういう意味では、フリーランスは自分がどのように働きたいかを選べるという利点はありますね。
看護師のフリーランスをやってみて思うことは、看護の仕事は現場に行って看護の知識や技術を提供することが働き方の基本なので、一般的なフリーランスで想像するような現場に行かずとも賃金が発生するような仕事はなかなかないということです。そうなると、フリーランスと格好良く言ってますが、アルバイトや非常勤の契約をたくさん結んで働いているだけだよなって我に帰ることが多々あります。色々と思うことが沢山あって迷うことばかりですが、道を間違えないように進みたいものです。
緊急家族会議
先日家族会議が行われ、今後の仕事をどうするつもりだという議題が急に発生しました。このような質問を急に受けると、その場で頭を回らせるわけですから、本当に心で思っていることとか、こうするべきだと考えていたことが言葉として出てきていることに気付きます。私は、家族に対して以下のように話しました。
「今の仕事のやり方に対しては、まず、様々な現場で頼りにされてやりがいを感じているし、やってみてよかったと思うことの方が多い。看護師として、この田舎の地域で医療機関以外でも実践ができる、看護師は必要なんだってことを身をもって証明したいという思いもある。ただ、それに関しては自分がやる必要があるのか、と思われると思うし、自分もそんな役割は誰も求めてないことは分かっているから、自己満足の世界の話しだと思う。でも、男ってそんな時があるわけよ。」→(長男には全く理解してもらえなかったですが…)
「収入については、正職員の頃に比べると相当減っている。いい時はあるけど安定はしないよね。これについては、家族が苦しくなるような状況にしてまで、今の仕事のやり方を続けようとは思っていない。でも、フリーランスを始めてから、自分にとっての理想の仕事のあり方についてのイメージができている。今やっている仕事の契約が年度末まではあるから、責任を持って全うしたい。それが、理想の形に持っていける布石になるとも思っている。少し待ってほしい。状況は逐一伝えようと思う。」→(長男から、普通に正職員になったらええやんと言われましたが…)
とりあえず、フリーランスで働くことについて家族からはポジティブにもネガティブにも受け取られているところがありました。ただ、何も言わずにこの状況を続けることは家族の不安を仰いでしまうんだなっていうのを実感した一時でした。
これからについて
しばらく現状の働き方は続きますし、一生懸命やります。節税(個人事業主で開業した利点の一つ)の相談などもあるので、商工会議所に行ってみる。あとは、家族の不安を解消できるように、自分の理想の働き方を実現できるように立ち振る舞う。とりあえず、自分が訪問看護ステーションを立ち上げることに関しては断念(地域に出ていくことで、当該地域で新規事業の立ち上げはリスクが高いという判断ができた)。という感じでしょうか。
最後に
今回は、起業後半年が経つ時点での仕事の状況や思いを記録しました。個人事業主になってから、自分や看護と日々向き合いながら実践を行っています。先日始まったアニメ「葬送のフリーレン」で主人公が言った「人間の一生は短い」ではないですが、看護師として働ける時間はその中のごく一部なので、できるだけ楽しんでいろんな方に看護師っていい仕事なんだって思ってもらえるようなことが発信できるように頑張りたいものです。






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