私が起業することを決めた日についてお話しします。
看護師として起業したい方に、一歩を踏み出せるようなお話ができればと思います。
とはいえ、起業を決めただけで今から準備していくところですが…。
起業を考えたきっかけは長男の思いを妻から聞いたことです。
我が家には子供が3人います。
現在、長女(18歳)は本年度から看護学校の学生。長男17歳は普通高校2年生。次女(8歳)は小学校3年生。
遡ること2年前。私は以前勤めていた病院を辞め、看護系の研修機関に勤めることを決意しました。
東京の学校から教員として採用したいという話がもらえて、山口県の片田舎の看護師である私に今後このような声がかかることは絶対に無いと思ったからです。
コロナ禍に突入する時期でしたが、家族に相談した結果賛成を得ることができました。
私は当時中学3年生だった長男に、「とにかく2年は向こうで頑張ろうと思っている。その間、家族の事よろしく頼む」というような話しました。言葉数は少ない子ですが、しっかりしていて優しい男だからです。
結局私は、コロナ禍で東京と山口県を行き来できなかったことが引き金となり、1年で教員を辞職して山口県に帰ることになりました。
帰省後に選んだ職場は、自宅から車で約2時間かかる場所にある病院です。私の資格を活用することを約束してくれたり、特別に入寮を許可してもらったりと、本当に親身になって考えてくださる病院です。ただ、正常とは言えない今の状況。私はコロナ病棟に配属になり、あっという間に1年が経過しました。資格を活かして組織貢献したいという思いはあっても、それができていない自分に憤りを感じていることも正直あります。
そんな矢先、妻から「(長男)が2年たったのに家にあんまりいないし、(次女)が一番かわいい時に傍にいてあげないのはどうかと思うって言ってたよ」と、言われました。
妻本人も、「思うような仕事ができてないのがよくわかるし、そんな状況で仕事を続けてていいのかよく考えた方がいい」と思いを伝えてくれました。
子供から、家族を顧みていないと言われるのはかなりキツイものがありました。また、家族を顧みず働いているのに、本人が仕事に満足してないのは腑に落ちないという妻の意見にぐうの音も出ませんでした。
私は以前から起業に興味を持っていましたが、決心できずに過ごしていましたが、この時「自分の采配で仕事と家庭を調整できるように、起業したい」と本気で思いました。
ただ、世の中は脱コロナに向かっていますが、医療機関はまだまだそんな状況ではありません。当たり前ですが、感染者数が増えれば入院が増えます。良い経過をたどらないこともあり、心身ともに疲れ果てる時もあります。そんな中で、すぐに今の職場を辞めて迷惑をかけるようなことはできません。
妻には、コロナが本当の意味で落ち着いた時に仕事を一旦リセットして、個人事業を立ち上げをさせて欲しいと話すと、「それもいいんじゃない」と言われました。
職場の部長には、コロナ禍が落ち着いたら仕事を辞めるかもしれないことを伝えました。部長は「組織に雇われるんじゃなくて、起業したらいいんじゃない。フリーランスで働くなら、救急当番日の夜勤だけでも来てもらいたいな」と、笑いながら言ってくれました。私はとても周囲の人に恵まれていると、改めて思いました。
これから、起業の準備をゆっくり進めながら過ごしていこうと考えています。会社名や企業理念や事業内容、何処にオフィスを構えるか、法人にするか個人にするか、税金対策はどうするかなど、やらないといけないことは山積みです。家族と沢山話しながら、起業を進めていく様子を見てもらえたら幸いです。






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